はじめに
保護猫を家に迎えたその日から、
「これで合っているのかな?」と不安になる瞬間が続きます。
このページでは、お迎え当日から1ヶ月ほどの間に
起こりやすい出来事と、その時の考え方・対応をまとめています。
初日にしていいこと・しない方がいいこと、
数日後に出てくる変化、1ヶ月目の目安など、
時系列で整理しているので、今どの段階かが分かります。
私がシオンを迎えた時の実体験をもとに、各段階でやるべきこと、気をつけることをまとめました。
猫のペースは本当にそれぞれ。
焦らず見守るための指針として、参考にしてください。
お迎え前日:最終準備
部屋の準備を最終チェック
お迎え前日は、準備したものを最終確認する日です。
チェックリスト:
- ケージを設置した
- トイレと猫砂を準備した
- フードと水、食器を用意した
- キャリーバッグを準備した
- ケージ内に毛布やタオルを敷いた
- 隠れ場所(段ボール箱など)を用意した
💡 ケージ内のレイアウト:
- トイレは隅に設置(食器から離れた場所)
- 食器と給水器は入口近くに
- 奥に隠れ場所(段ボール箱+毛布)
- 余裕があればおもちゃも
💡 シオンの場合: ケージは100均のワイヤーネットで手作り。 トイレ、食器、給水器、隠れ場所を配置し、写真を撮って保護主さんに「準備完了しました」と報告しました。
ダンボールなどの隠れ場所をケージ内に設置が難しい場合は大きめのバスタオルやブランケットでケージを覆ってあげるなどの工夫でOKです。シオンもケージの屋根はバスタオルで覆っています。
📖 詳しくはこちら: 第3話:初期費用と準備リスト お迎え準備の詳細と初期費用
危険なものを片付ける
明日、猫を迎えたら、すぐにケージに入れるので今日中に片付けなくても大丈夫…と思いがちですが、念のため危険なものは片付けておきましょう。
今すぐ片付けるもの:
- ユリ科の植物(チューリップ、ユリなど):猫にとって猛毒
- 玉ねぎ・ネギ類、チョコレート、ぶどう
- 観葉植物(多くが猫に有毒)
- 電気コード(噛むと感電)
- 小さなおもちゃ、輪ゴム(誤飲の危険)
- ゴミ箱は蓋つきのものに
💡 ポイント: 猫をケージから出すのは、環境に慣れてから。最初の数日〜1週間は、ケージ内で過ごさせる方が猫も安心します。
ただし、脱走した時や、思わぬタイミングでケージから出てしまうこともあるので、念のため片付けておくと安心です。
保護主さんへ最終確認
お迎え前日には、保護主さんへ最終確認の連絡をしましょう。
確認すること:
- 明日の集合時間と場所
- 持ち物(キャリーバッグ、タオル、現金など)
- 移動方法と所要時間
- 何か準備しておくべきことはないか
💡 シオンの場合: お迎え前日に「明日よろしくお願いします。準備も整いました」とLINEで連絡。保護主さんから「こちらこそよろしくお願いします」と返信をいただき、当日を迎えました。
当日のシミュレーション
お迎え当日の流れを、イメージトレーニングしておくと慌てずに済みます。
※あくまで私の時の流れなので、保護主さん、保護先と事前に流れなど確認すると安心です。
シミュレーション:
- 保護主さんのお宅へ(または指定場所)
- 猫と初対面、抱っこして相性確認
- 保護主さんから注意事項を聞く
- 猫をキャリーバッグに入れる
- 移動(公共交通機関、車、タクシーなど)
- 帰宅後、猫をケージに入れる
- そっと見守る
💡 ポイント: 移動時間が長い場合は、キャリーバッグに目隠し用のバスタオルをかけると、猫が落ち着きやすいです。
早めに寝る
明日は緊張と興奮で疲れます。今日は早めに寝て、体調を整えておきましょう。
猫も新しい環境に緊張するので、飼い主が落ち着いていることが大切です。
お迎え当日(1日目):運命の日
保護主さんのお宅へ
いよいよお迎えの日。持ち物を確認して、出発しましょう。
持ち物:
- キャリーバッグ
- 目隠し用のバスタオル
- ウェットティッシュ(車酔いなどで汚れた時用)
- 現金(譲渡費用)
- 筆記用具(契約書がある場合)
💡 シオンの場合: 保護主さんのお宅まで、特急・新幹線・タクシーを乗り継いで約2時間。 ペーパードライバーだったので、公共交通機関でお迎えしました。
猫と初対面
保護主さんのお宅で、猫と初めて対面します。
初対面のポイント:
- ゆっくりと近づく
- 急に触らず、猫から近づいてくるのを待つ
- 抱っこしてみて、相性を確認
- 保護主さんに、性格や好きなこと、注意点を聞く
💡 シオンの場合: シオンは人懐っこい性格で、初対面でも全く警戒せず。 保護主さんから「甘えん坊で、遊ぶのが大好きです」と聞き、安心しました。
💡 相性が合わないと感じたら: トライアル期間があるので、焦って決める必要はありません。 もし「どうしても無理」と感じた場合は、正直に保護主さんに相談しましょう。
保護主さんから引き継ぎ
猫を迎える前に、保護主さんから詳しい説明を受けましょう。
聞いておくべきこと:
- 普段食べているフードの種類と量
- トイレの回数、猫砂の種類
- 好きな遊び、おもちゃ
- 性格(甘えん坊、怖がり、活発など)
- 健康状態(既往歴、アレルギーなど)
- 気をつけるべきこと(噛み癖、爪とぎの癖など)
- トライアル期間中の報告頻度
💡 メモを取る: 緊張していると忘れてしまうので、メモを取りながら聞きましょう。
💡 シオンの場合:
- フード:ロイヤルカナン 子猫用※こちらのみ用意のため先にお伺いしていました。
- トイレ:鉱物系の猫砂、1日3〜4回
- 性格:人懐っこく、遊ぶのが大好き
- 注意点:兄弟や他の猫と遊ぶ機会が少なかったため、噛む力加減を知らない
📖 詳しくはこちら: 第1話:運命の出会い
猫をキャリーバッグに入れる
保護主さんとの話が終わったら、猫をキャリーバッグに入れます。
キャリーバッグに入れる時のポイント:
- 保護主さんに手伝ってもらう
- 上から優しく入れる(横から押し込まない)
- 中に毛布やタオルを敷いておく
- 目隠し用のバスタオルをかける
💡 シオンの場合: 保護主さんが慣れた手つきでキャリーバッグに入れてくれました。 シオンは少し鳴きましたが、すぐに落ち着きました。
移動:家まで
猫をキャリーバッグに入れたら、いよいよ帰宅です。
移動時のポイント:
- キャリーバッグを揺らさないように、優しく持つ
- 目隠し用のバスタオルをかけて、猫を落ち着かせる
- 公共交通機関の場合、静かな場所を選ぶ
- 車の場合、急ブレーキに注意
- 長時間の移動は、猫にストレスがかかることを理解しておく
💡 シオンの場合: 特急・新幹線・タクシーを乗り継いで約2時間。 バスタオルで目隠しをし、膝の上に置いて優しく声をかけながら移動しました。 シオンは時々鳴きましたが、大きなトラブルはなく無事に帰宅できました。
📖 詳しくはこちら: 第2話:2時間の長旅とお迎え当日
帰宅後:ケージに入れる
家に着いたら、猫をケージに入れます。
ケージに入れる時のポイント:
- キャリーバッグの扉を開けて、猫が自分で出てくるのを待つ
- 無理に引っ張り出さない
- ケージの中だけで過ごさせる(部屋に放さない)
- トイレ、水、フードを確認
💡 なぜケージに入れるの?
- 猫が新しい環境に慣れるため
- 脱走を防ぐため
- 「自分だけの安全な場所」を認識させるため
最初の数日〜1週間は、ケージ内で過ごさせる方が、猫も飼い主も安心です。
💡 シオンの場合: 帰宅後、キャリーバッグごとケージに入れましたが、鳴いてケージから出たそうにしたので、扉を開けて自分で出てくるのを待ちました。 シオンはすぐにケージから出てきて、周りを探検し始めました。
初日の過ごし方
お迎え初日は、猫をそっと見守ることが大切です。
やるべきこと:
- トイレ、水、フードを確認
- 猫の様子を静かに観察
- 無理に触ろうとしない
- 猫が隠れても、そっとしておく
やってはいけないこと:
- ❌ 無理に抱っこする
- ❌ 大きな音を立てる
- ❌ 長時間見つめる(猫にとって威嚇に感じる)
- ❌ ケージから出す
💡 隠れて出てこなくても大丈夫: 多くの猫は、新しい環境に警戒して隠れます。これは正常な反応です。 無理に引っ張り出さず、そっと見守ってあげてください。
💡 シオンの場合: 一般的な保護猫とは違い、シオンは初日から全く隠れず。 ケージから出た瞬間、部屋中を探検し始めました。夜にはへそ天で寝落ち。 猫によって性格は本当に様々です。
📖 詳しくはこちら: 第5話:警戒ゼロ?お迎え初日から爆走する子猫
初日の食事とトイレ
初日は緊張して、食事やトイレをしない猫もいます。
食事:
- フードと水を用意しておく
- 食べなくても、無理強いしない
- 夜中に食べることもあるので、そのままにしておく
トイレ:
- 猫砂を準備しておく
- トイレを使わなくても、焦らない
- 1日目は排泄しないこともある
💡 シオンの場合: 初日から普通に食事をして、トイレも使いました。 人懐っこく好奇心旺盛な性格だったため、ストレスが少なかったようです。
保護主さんへ報告
初日の夜、または翌朝、保護主さんへ無事に到着したことを報告しましょう。
報告内容:
- 無事に帰宅したこと
- 猫の様子(元気、隠れている、食事をしたかなど)
- 写真や動画を添えると、保護主さんも安心する
💡 シオンの場合: 帰宅後すぐに「無事に到着しました」とLINEで報告。 シオンがケージで寝ている写真を送ったところ、保護主さんから「安心しました。よろしくお願いします」と返信をいただきました。
2日目:様子見と初めての動物病院
猫の様子を観察
2日目は、猫の健康状態を観察する日です。
チェックすること:
- 食欲があるか
- 水を飲んでいるか
- トイレを使っているか(尿・便の回数と状態)
- 目やに、鼻水はないか
- くしゃみ、咳はないか
- 元気に動いているか、ぐったりしていないか
💡 気になることがあれば、すぐに病院へ:
- ひどい目やに、鼻水
- 下痢、嘔吐
- ぐったりして動かない
- 呼吸が荒い
💡 シオンの場合: お迎え翌日の朝、目やにがひどくなっていることに気づきました。 事前にリサーチしていた動物病院へすぐに連れて行き、目薬を処方してもらいました。
※保護先、保護主さんによってはトライアル期間中の病院は控えてほしいという場合もあります。(おそらくトライアル終了時に譲渡成立しなかった場合のためだと思います)そういった約束をしていて、症状が緊急性がある場合は保護主さんへ連絡の上、病院へ連れて行く許可をとりながら動いてください。
📖 詳しくはこちら: 第4話:お迎え翌日の緊急事態
動物病院の選び方
お迎え前から、かかりつけ医候補を3軒ほどリサーチしておくと、いざという時に慌てません。
選ぶポイント:
- 家からの距離とアクセス
- 土日診療の有無
- 口コミの評判
- 獣医の人数と専門性
- 猫専門病院かどうか
💡 シオンの場合: 家から一番近い病院ではなく、「何かあった時に自力で連れて行ける範囲で、評判の良い病院」を選びました。
📖 詳しくはこちら: 動物病院と健康管理
保護主さんへ報告
2日目の夜にも、保護主さんへ様子を報告しましょう。
報告内容:
- 2日目の様子(食欲、トイレ、元気など)
- 気になることがあれば相談
- 写真や動画
💡 シオンの場合: 目やにで病院に行ったことを報告。保護主さんから「迅速な対応ありがとうございます、どうぞよろしくお願いします。」とメッセージをいただきました。
3日目〜1週間:環境に慣れてくる時期
少しずつケージの外へ
3日目以降、猫が環境に慣れてきたら、少しずつケージの外で遊ぶ時間を作りましょう。
ケージから出す時のポイント:
- 最初は10〜15分程度の短時間から
- 飼い主が見ている時だけ
- 脱走しないように、ドアや窓を閉める
- 危険なものは片付けておく
💡 慣れてきたサイン:
- ケージの中でリラックスしている
- 食欲がある
- トイレを使っている
- 飼い主に近づいてくる、甘える
💡 まだ慣れていないサイン:
- ずっと隠れている
- 食欲がない
- 飼い主に威嚇する(シャーと鳴く、唸る)
無理に出さず、猫のペースに合わせましょう。
💡 シオンの場合: 2日目にはすでにケージから出したがっていました。 3日目からは、1日数回、30分〜1時間程度ケージの外で遊ばせるようにしました。
遊びでコミュニケーション
猫と仲良くなるには、遊びが一番です。
おすすめの遊び方:
- 羽根つき棒、おもちゃなどを使って遊ぶ
- 猫が追いかけたくなるように、ゆっくり動かす
- 1回10〜15分程度、1日2〜3回
- 遊び終わったら、おもちゃは片付ける
💡 遊びの効果:
- 運動不足の解消
- ストレス発散
- 飼い主との信頼関係を築く
- 狩猟本能を満たす
💡 シオンの場合: 鈴入りボールと保護主さんにいただいたバネが大好きで、毎日転がして遊んでいました。 その後私のパーカーの紐に飛びついてくるので、爪研ぎ用のリペアロープの残りを結んだだけのおもちゃで一緒に遊ぶ時間を作りました。
トイレと食事のチェック
毎日、トイレと食事の様子をチェックしましょう。
トイレチェック:
- 1日何回使っているか(尿:2〜3回、便:1〜2回が目安)
- 便の状態(硬さ、色、臭い)
- 尿の色(薄い黄色が正常、濃い色や血が混じっていたら要注意)
食事チェック:
- 食欲はあるか
- 食べる量は適切か(パッケージの目安量を参考に)
- 水を飲んでいるか
💡 異常があればすぐに病院へ:
- 下痢、便秘が続く
- 血便、血尿
- 食欲がない、水を飲まない
- 嘔吐が続く
名前を覚えさせる
猫に名前を覚えてもらうのも、この時期から始めましょう。
名前を覚えさせる方法:
- 食事やおやつをあげる時に名前を呼ぶ
- 遊ぶ時に名前を呼ぶ
- 名前を呼んで近づいてきたら、撫でたりおやつをあげる
💡 ポイント:
- 良いことがある時だけ名前を呼ぶ(叱る時には使わない)
- 短い名前の方が覚えやすい
- 根気よく続ける
💡 シオンの場合: 「シオン」と呼ぶと、すぐに反応するようになりました。 食事の時やおやつの時に名前を呼ぶことで、早く覚えてくれたようです。
保護主さんへ定期報告
トライアル期間中は、保護主さんへ定期的に報告しましょう。
報告頻度:
- シオンの保護主さんの場合:2〜3日に1度
- 保護団体の場合:毎日〜週1回など、団体によって異なる
報告内容:
- 猫の様子(元気、食欲、トイレなど)
- 環境に慣れてきたか
- 困ったことや気になることがあれば相談
- 写真や動画
💡 正直に報告する: 良いことだけでなく、困っていることも正直に報告しましょう。 保護主さんは経験豊富なので、アドバイスをいただけることもありますし、保護期間中にどのように対応していたか、教えてくださると思います。
1〜2週間:トライアル期間
トライアル期間とは?
トライアル期間は、猫と飼い主の相性を確かめる期間です。
トライアル期間の目的:
- 猫が新しい環境に慣れるか
- 飼い主と猫の相性が合うか
- 飼育環境に問題がないか
期間:
- 一般的には2週間が多い
- 保護団体・保護主さんによって異なる(1週間〜1ヶ月)
💡 シオンの場合: トライアル期間は2週間でした。
トライアル期間中の生活
トライアル期間中は、通常の生活を送りながら、猫との暮らしに慣れていきます。
1週間目:
- ケージ内で過ごす時間が多い
- 少しずつケージの外で遊ぶ時間を増やす
- トイレと食事に慣れる
- 名前を覚え始める
2週間目:
- ケージの外で過ごす時間が増える
- 部屋の中を自由に探検
- 飼い主に慣れてくる
- 生活リズムが整ってくる
💡 シオンの場合: 1週間目からすでにケージの外で過ごす時間が長く、2週間目にはほぼ自由に部屋を行き来していました。 ベッドで一緒に寝たり、膝の上に乗ってきたり、すっかり家族の一員に。
📖 詳しくはこちら: 第5話:お迎え初日から爆走
トライアル期間中に確認すること
トライアル期間中に、以下のことを確認しましょう。
飼い主側のチェック:
- 猫との相性は良いか
- 毎日のお世話ができるか
- 金銭的な負担は問題ないか
- 家族全員が猫を受け入れているか
- 猫アレルギーは大丈夫か
猫側のチェック:
- 環境に慣れているか
- 食欲はあるか
- トイレを使っているか
- 飼い主に慣れているか
- 健康状態は良好か
💡 もしトライアル期間中にうまくいかなかったら: どうしても相性が合わない、飼育が難しいと判断した場合は、保護主さんに猫を返すことができます。 これは猫にとっても飼い主にとっても、不幸な結果を避けるための仕組みです。 無理をせず、正直に相談しましょう。
保護主さんへの最終報告
トライアル期間が終わる前に、保護主さんへ最終報告をしましょう。
報告内容:
- トライアル期間の総括
- 猫の様子と環境への適応状況
- 正式に家族として迎えたい旨を伝える
- 感謝の気持ちを伝える
💡 シオンの場合: 2週間のトライアル期間終了時に「シオンとの暮らしは想像以上に幸せです。正式に家族として迎えたいです」と保護主さんへ報告。 保護主さんから「安心しました。これからもよろしくお願いします」とメッセージをいただきました。
2週間〜1ヶ月:正式譲渡へ
正式譲渡の手続き
トライアル期間が終わったら、正式譲渡の手続きを行います。
手続きの流れ(一般的):
- 保護主さんへトライアル終了の報告
- 正式譲渡の意思を伝える
- 譲渡契約書へサイン(保護主さんによりますが、最近はほとんど契約書など書面確認があるようです)
- 譲渡費用の支払い(前払いの場合は不要)
💡 シオンの場合: トライアル期間中に譲渡費用は支払い済み。 契約書などの書面もトライアルでお迎えの際にサイン済みでしたので、トライアル期間終了でそのまま正式に家族になりました。
ワクチン2回目の接種
正式譲渡の頃には、ワクチン2回目の接種時期が来ます。
ワクチンスケジュール:
- 1回目:生後2ヶ月頃(保護主さんが接種済みの場合が多い)
- 2回目:1回目から3〜4週間後
- その後:年1回の追加接種
費用: 1回あたり約7,000〜14,000円(病院や種類により異なる)
💡 シオンの場合: お迎えから約1ヶ月後に、2回目のワクチン接種を受けました。 費用は約7,000円でした。
📖 詳しくはこちら: 動物病院と健康管理
日々の生活に慣れてくる
正式譲渡後は、猫との暮らしに慣れてくる時期です。
生活リズム:
- 食事の時間が定まってくる
- トイレの時間もだいたい決まってくる
- 遊ぶ時間、寝る時間など、猫の習慣がわかってくる
猫の性格が見えてくる:
- 甘えん坊、ツンデレ、おっとりなど
- 好きな遊び、好きな場所
- 苦手なこと(爪切り、ブラッシングなど)
💡 シオンの場合:
- 朝6時に起きて、朝ごはん
- 午前中は爆睡
- 午後は遊びタイム
- 夜はまた爆睡
- 深夜に大運動会
規則的な生活リズムができてきました。
保護主さんへの報告は継続
正式譲渡後も、定期的に保護主さんへ報告しましょう。
報告頻度:
- 月1回程度が一般的
- 保護主さんによって異なる(報告不要の場合も)
報告内容:
- 月ごとの成長記録
- 印象的なエピソード
- 写真や動画
- 困ったことがあれば相談
💡 シオンの場合: 月1回、LINEでシオンの様子を報告しています。 また、SNS(X、Instagram)でシオンの日常を投稿し、保護主さんにもフォローしてもらっています。
1ヶ月〜3ヶ月:成長を見守る
体重測定と健康チェック
月に1回程度、体重を測定して成長を記録しましょう。
体重測定の方法:
- キッチンスケールで測る
- 猫を抱っこして体重計に乗り、自分の体重を引く
- 動物病院で測ってもらう
シオンの成長記録:
- お迎え時(生後2ヶ月半):1.2kg
- 1ヶ月後(生後3ヶ月半):約2kg
- 3ヶ月後(生後5ヶ月半):2.9kg
📖 詳しくはこちら: 第6話:成長記録
去勢・避妊手術の時期を相談
生後5〜6ヶ月、体重2kg以上になったら、去勢・避妊手術の時期を獣医と相談しましょう。
手術の時期:
- 生後5〜6ヶ月頃
- 体重が2kg以上になってから
- オスの場合:発情行動(スプレー)が始まる前
- メスの場合:初回発情前が理想
💡 シオンの場合: 生後5ヶ月半、体重2.9kgの時に去勢手術を行いました。
📖 詳しくはこちら: 第7話:去勢手術を終えて
困ったことへの対策
猫との暮らしの中で、困ったことも出てきます。
よくある困りごと:
- 噛み癖
- 爪とぎ(家具で研ぐ)
- 夜鳴き
- イタズラ
- トイレの飛び散り
💡 シオンの場合:
- 噛み癖:兄弟と遊ぶ機会が少なく、噛む力加減を知らなかった
- トイレの飛び散り:豪快に砂をかけるため、深型トイレに変更
📖 詳しくはこちら: 第8話:噛み癖との戦い、猫砂飛び散り問題
3ヶ月以降:かけがえのない家族に
お迎えから3ヶ月以降は、猫との暮らしが当たり前になってきます。
猫との暮らし:
- 性格や好みがわかってくる
- お互いの生活リズムに慣れる
- 困ったことも、解決策が見えてくる
- かけがえのない家族の一員に
💡 シオンとの暮らし: お迎えから5ヶ月経った今、シオンとの暮らしは想像以上に幸せです。 毎日の癒しであり、大切な家族です。
保護猫をお迎えして本当に良かったと、心から思っています。
📖 詳しくはこちら: 第8話:保護猫と暮らしてわかったこと
よくある質問
Q1. お迎え初日から、猫を部屋に放していいですか?
A. おすすめしません。
最初の数日〜1週間は、ケージ内で過ごさせる方が、猫も飼い主も安心です。 環境に慣れてきたサインが見えたら、少しずつケージの外で遊ぶ時間を増やしましょう。
※シオンのように好奇心旺盛な子で人が大好きな子でも、いったんはキャリーからケージで過ごしてもらいましょう。その後、ご飯やトイレを隠れずにできれば、移動できる範囲を限定の上、少しケージを開けるなどで確認をしてください。
Q2. 猫が全く隠れずに、初日から部屋中を探検しています。大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。
シオンも初日から全く隠れず、部屋中を探検していました。 猫によって性格は様々なので、その子のペースに合わせてあげてください。
ただし、脱走には注意。ドアや窓を閉めて、安全を確保しましょう。
Q3. トライアル期間中、保護主さんへの報告が負担に感じます
A. 報告は簡単なもので大丈夫です。
「元気です。写真添付します」だけでも十分。 保護主さんも、猫が無事に過ごしているか知りたいだけなので、気負わずに。
Q4. トライアル期間中に、どうしても相性が合わないと感じました
A. 正直に保護主さんへ相談しましょう。
トライアル期間は、猫にとっても飼い主にとっても不幸な結果を避けるための仕組みです。 無理をせず、正直に話し合いましょう。
Q5. 正式譲渡後も、保護主さんへ報告を続けるべきですか?
A. 保護主さんによって異なります。
私の場合は、月1回程度の報告を続けています。義務ではなく、お世話になった恩返しと、シオンの成長を共有する楽しみとして。
保護主さんによっては、正式譲渡後は連絡不要という場合もあります。事前に確認しておくと安心です。
最後に:猫のペースに合わせて
お迎え当日から1ヶ月間は、猫も飼い主も新しい生活に慣れる期間です。
焦らず、猫のペースに合わせて、少しずつ信頼関係を築いていきましょう。
大切なこと:
- 猫によって性格や慣れるスピードは様々
- マニュアル通りにいかなくても大丈夫
- 困ったことがあれば、保護主さんや獣医に相談
- 猫との暮らしを楽しむこと
このページが、あなたと猫ちゃんの幸せな暮らしのスタートの参考になれば嬉しいです。
春紡(harutsumu)
関連リンク
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ダイジェスト版: 保護猫のお迎え初心者ガイド
シオンのお迎え物語: 第1話から読む
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最終更新日:2026年1月13日
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