嬉しいニュースが入ってきました。
横浜市に、市内初となるペット同室避難場所が設置されることが決定しました。
ペットと暮らしている方にとって、災害時の避難はずっと大きな不安のひとつでした。
このニュースを読んで、少し気持ちが楽になりました。

ペット同行避難の現状と課題
大規模災害が発生した際、ペットと飼い主は避難所内で別々に生活するのが基本とされています。
飼い主はペットを屋外のスペースや専用エリアに預け、自分は建物内で避難生活を送る形です。
でも実際には、これが障壁になっているケースが少なくありません。
離れ離れになる不安、ペットが他の避難者に迷惑をかけてしまうかもという懸念。
能登半島地震でも、ペットがいることで避難をためらった飼い主が多かったと報告されています。車中泊を選んだ結果、エコノミークラス症候群で体調を崩した方も。
今回の発表内容
2026年5月、横浜市と学校法人立志舎が「災害時における愛玩動物及び飼い主の支援活動に関する協定」を締結しました。
設置が決定したのは2箇所。
- 学校法人立志舎が運営する横浜動物専門学校
- 横浜市動物愛護センター
どちらも横浜市内の施設です。
令和8年度(2026年度)中に、同室避難場所の開設に必要な資機材を整備するとともに、利用手続きや飼育ルールなどの詳細を協議のうえ、受入体制を構築する予定とのことです。
「同室避難」と「同行避難」の違い
少しわかりにくいので、整理しておきます。
同行避難 ペットを連れて避難場所まで移動すること。
ただし、避難場所ではペットと飼い主は別々のスペースで過ごす。
同室避難 避難場所において、屋内の部屋やテント等でペットと飼い主が共に過ごすこと。
横浜市ではこのように定義されています。
同行避難はできても同室避難はできない、という状況がこれまでの基本でした。
今回の発表は、その一歩先に踏み込んだものです。
対象となる方・ペット
今回設置される同室避難場所の対象は、ペットが高齢である、または病気を抱えているなど特別な事情があり、ペットと一緒に過ごすことが必要な方とされています。
すべての飼い主が利用できるわけではなく、特別な事情がある方への対応として整備される形です。
詳細なルールは今後協議のうえ決定されるとのことなので、続報を待ちたいと思っています。
シオンと自分に置き換えて考えたこと
シオンは分離不安の傾向があって、人は好きだけど、外は少し怖い。そして何より私や同居人がいないと落ち着かない。
仮に災害が起きて、私が建物内・シオンが屋外の別スペース、という状況になったら。
シオンがどれだけ不安になるか、想像するだけで胸が痛い。
今回設置が決まった場所は、通える距離にできたという点でも正直ほっとしました。
荷物を持って頑張って歩けば時間はかかりますが、行ける距離です。
ただ、対象が「特別な事情がある方」に限定されているので、 シオンが当てはまるかどうかは、今後の詳細次第だと思っています。
ウールサッキングや分離不安の傾向がある子は、どう判断されるのか。そのあたりも続報として知りたいところです。
🔗 シオンと一緒に避難したい|ペット防災を考える【第1回】
🔗 シオンと一緒に避難したい|防災グッズを揃える【第2回】
🔗 シオンと一緒に避難したい|リードを試してみた【第3回】
日頃からできる準備と、個人的に考えていること
同室避難場所ができたことは大きな前進ですが、そこに「たどり着けるか」という問題もあります。
災害時は道路が塞がれることも多く、車が通れない場所も出てきます。シオンを連れて、必要な荷物を持って、どうやって移動するか。
そこで今、電動トゥクトゥクの購入を検討しています。
小回りが効いて細い道でも通れる点、ドア付きのものもあるのでシオンをキャリーから出してしまっても安全に車内に留められる点が、シオンとの避難に向いていると思っています。
そして何よりドアがある個室で、もし同室避難が難しい時、窮屈でも自分たちだけのスペースが確保できるのはとてもいいなと思いました。
大容量バッテリーを搭載していて最近は取り外し可能なものもあるようで、非常用電源としてスマートフォンや医療機器の充電にも使えます。
ガソリン不要なのも、燃料調達が困難になる災害時には大きなメリットです。
外がちょっと怖いシオンにとっても、ドアで外界を遮断できる空間は安心できると思っています。
ただ、本体価格が約100万円。追加バッテリーや後付けクーラーなどのオプションを加えるとさらに費用がかかるので、すぐに購入という段階ではありません。長期的な選択肢として引き続き検討しています。
今回の横浜市の発表は、「ペットがいても避難をためらわなくていい社会」への一歩だと感じています。
整備はこれからですが、知っておくだけで気持ちの準備が変わります。
引き続き情報を追っていきます。

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