はじめに
保護猫を迎えると決めたものの、
「何をどこまで用意すればいいのか分からない」
「初期費用はいくらかかるの?」と不安になる方は多いと思います。
このページでは、保護猫を迎える前に必要な準備を
「最低限」「あった方がいいもの」に分けて解説しています。
実際にかかる初期費用の目安や、
100均・代用品で対応できるもの、
無理に最初から揃えなくていいものも紹介しています。
完璧を目指さなくて大丈夫。
現実的な準備と費用感を知り、不安を減らしましょう。
私が実際にシオンをお迎えした時の準備と費用を、具体的にご紹介しますので、参考になれば幸いです。
初期費用は約50,000円(譲渡費用込み)でしたが、100均やDIYを活用することで、かなり抑えることができました。
お迎え準備の考え方
優先順位を決める
お迎え前に全てを完璧に揃える必要はありません。 まずは猫が生きていくために必要最低限のものを準備し、後から少しずつ買い足していけば大丈夫です。
【最優先】お迎え前に必ず必要:
- キャリーバッグ(お迎えの移動に必須)
- トイレと猫砂
- フードと水、食器
- ケージまたは安全なスペース
【できれば用意】お迎え後すぐに必要: 5. おもちゃ 6. 爪とぎ 7. ベッド・毛布
【後からでもOK】様子を見てから購入: 8. キャットタワー 9. 自動給水器 10. その他の猫グッズ
また、ペット保険会社の公式情報として、
**アニコム損保「猫との暮らし大百科」**も、
お迎え前の準備や心構えを整理するうえで非常に参考になります。
初期費用の全体像
まず、私がシオンをお迎えした時の費用の全体像をご紹介します。
費用の内訳
| 項目 | 金額 |
| 譲渡費用 | 約¥25,000 |
| 物品費 | 約¥24,000 |
| 合計 | 約¥50,000 |
💡 重要なポイント:
- 譲渡費用:保護主さん・保護団体の保護先へ支払うもの(ワクチン代、医療費の実費、保護費など)
- 物品費:自分で準備するもの(トイレ、フード、ケージなど)
この2つは別々に必要です。譲渡費用を払えば全て揃う、というわけではありません。
譲渡費用について
譲渡費用とは?
保護猫を迎える際、多くの場合「譲渡費用」が必要です。
譲渡費用に含まれるもの(一般的):
- ワクチン接種代
- 健康診断費
- 駆虫・ノミダニ駆除費
- マイクロチップ代(装着済みの場合)
- 保護期間中の医療費
- 保護活動の支援金/保護活動運営費
シオンの場合の譲渡費用
| 項目 | 金額 |
| ワクチン1回目の実費・保護期間中の病院代 | 約¥10,000 |
| その他譲渡費用(保護活動への謝礼) | 約¥15,000 |
| 合計 | 約¥25,000 |
💡 保護主さんからのお言葉: 「謝礼は気持ちとして最低5,000円いただければ」とおっしゃっていただきましたが、今後の保護活動の支援も考え、多めにお渡しさせていただきました。
💡 譲渡費用について知っておくこと:
- 保護団体・保護主さんによって金額や内訳が異なる
- ワクチン代、健康診断代、マイクロチップ代、保護期間中の医療費などの実費が含まれることが多い
- 保護活動の支援金として設定されている場合もある
- ~50,000円程度が一般的ですが、地域や保護先によって異なります。
⚠️ 注意:
- ワクチン1回目の費用は、譲渡費用に含まれている場合と、別途実費を支払う場合があります
※お迎え後にご自身で1回目からお願いしますという場合もあります - 譲渡費用は「猫を買う」ためのお金ではなく、保護活動や医療費の実費です
- 金額だけで判断せず、猫の健康状態や保護主さんの信頼性を重視しましょう
- 内訳を明確に説明してくれる保護主さん・団体を選ぶと安心です
物品費の詳細:私が実際に準備したもの
ここからは、私が実際にシオンをお迎えする前に準備した物品と、その費用を詳しくご紹介します。
1. キャリーバッグ(必須)
購入したもの:
- ハードタイプのキャリーバッグ
- 価格:約4,000円
選んだ理由:
- お迎えの移動(特急・新幹線)で使用するため、丈夫なハードタイプを選択
- ソフトタイプより安定感があり、猫も安心できる
- 上部が開くタイプで、出し入れがしやすい
💡 選び方のポイント:
- ハードタイプ:丈夫で安定。長距離移動や病院通いに便利
- ソフトタイプ:軽くて持ち運びやすい。近距離移動向け
- サイズ:猫が中で方向転換できる程度の広さ
- 上開き:猫を出し入れしやすい
※今後も病院通いで使うため、購入しておくと便利
私が購入したハードキャリーはこちら:リッチェル キャンピングキャリー ファイン ダブルドア S
📖 詳しくはこちら: 第2話:お迎え当日の移動
2. ケージ(必須)
用意したもの:
- 100均のワイヤーネット+結束バンドでDIY
- 価格:約2,500〜3,000円
選んだ理由:
- 市販のケージは15,000〜30,000円と高額
- 100均DIYなら、約1/5〜1/10の費用で作れる
- シオンの成長に合わせて拡張・改造できる
💡 DIYケージのメリット:
- ✅ 費用が安い(約7,500円以上の節約)
- ✅ サイズを自由に調整できる
- ✅ 拡張・改造が簡単
- ✅ 使わなくなったら解体できる
💡 市販ケージのメリット:
- ✅ 組み立てが簡単
- ✅ 安定性が高い
- ✅ デザインが洗練されている
💡 選び方のポイント:
- 子猫のうちは小さめでもOK(成長に合わせて拡張)
- 2段、3段と高さがあると運動できて良い
- トイレと食器が置けるスペースがあること
- 脱出できない構造であること
📖 DIYケージの作り方: 【100均DIY】ワイヤーネットで作る猫ケージ
📖 DIYケージのカスタム:【DIY】自動トイレに合わせて、ケージをサイズアップ
3. トイレと猫砂(必須)
購入したもの:
| 項目 | 購入場所 | 金額 |
| トイレ本体 | 100均 | ¥110 |
| 猫砂(おから系7L×4袋) | ネット通販 | 約¥4,000 |
トイレ本体:
- 100均のプラケース(深型、50×35cm程度)
※お迎えする子が生後6ヶ月以上であれば市販のトイレの方がサイズ的に良いと思います。 - シオンが成長したら、深型の市販トイレに買い替えました→現在は自動トイレです
※自動トイレは体重1.5Kg以上、生後6ヶ月以上にならないと使用できないものがほとんどです。
保護先で自動トイレを使っていない場合は最初は普通のトイレの方がいいかなと思います。
猫砂の選び方: 私はおから系の猫砂を選びましたが、猫砂の種類はたくさんあります。
| 種類 | メリット | デメリット |
| 鉱物系(ベントナイト) | 固まりやすい、猫が好む | 重い、粉塵が出る |
| おから系 | トイレに流せる、軽い | 固まりが弱め、食べてしまう猫も |
| 紙系 | 軽い、トイレに流せる | 固まりが弱い、飛び散りやすい |
| 木系 | 消臭効果、燃えるゴミOK | 固まらないタイプもある |
| シリカゲル系 | 消臭力が高い、交換頻度が少ない | 高価、誤飲注意 |
| 穀物系(キャッサバ) | 固まりやすく、消臭力がある | 飛び散りやすい、湿気に弱い |
💡 初めての場合:
- 保護主さんが使っていた猫砂と同じものを使うと、猫が戸惑わない
- まずは少量を購入して、猫の反応を見る
- 固まりやすさ、消臭力、価格などを総合的に判断
シオンの場合:
- おから系7Lを4袋購入(約4,000円)
- 自然素材で安心
- 後日、固まりやすいベントナイト系も試し、現在は混ぜて使用中
📖 猫砂のレビュー: コスパ重視でたどり着いた猫砂
自動トイレを使う場合は機種によって使える猫砂、使えない猫砂があります。猫砂を変えたい場合、変える必要がある場合は、もともと使っていた猫砂に少しづつ新しい種類の猫砂を混ぜて、慣れさせてあげるのがいいと思います。
4. フード(必須)
購入したもの:
| 種類 | 商品 | 価格 |
| ドライフード | ピュリナワン(子猫用) | 約¥2,500 |
| ドライフード | ロイヤルカナン(キトン) | 約¥4,000 |
| ウェットフード | 2種類×各12個(子猫用) | 約¥3,000 |
| 合計 | 約¥9,500 |
選んだ理由:
- 保護主さんがロイヤルカナンを使っていたので同じものを用意
- 評判が良く、栄養バランスが優れている
- 2種類用意することで、好みがわかる
- 実家で飼っていた猫も同じモノを食べて20年以上長生きをしてくれたので
💡 フードの選び方:
1. 年齢に合ったフード:
- 子猫用(〜12ヶ月):栄養価が高く、粒が小さい
- 成猫用(1〜7歳):栄養バランスが整っている
- シニア用(7歳〜):カロリー控えめ、消化に良い
2. 保護主さんが使っていたフード:
- まずは同じものを用意すると、猫が戸惑わない
- 切り替える場合は、少しずつ混ぜて慣らす
3. ドライとウェットの使い分け:
- ドライフード:栄養バランスが良い、日持ちする、歯の健康に良い
- ウェットフード:水分補給、食欲がない時、嗜好性が高い
💡 初めての場合:
- まずはお迎え前に何を食べさせているか保護主、団体へ確認の上用意
※健康面などでフードを変更させたい場合はもともと食べていたフード+変更予定のフード両方用意がベスト! - 好みがわからない段階では、200g前後のワンコイン程度のお試しフードもあります。いくつか揃えて試すのもアリ!
- ウェットフードも数個あると安心
- 子猫の場合、生後2〜3ヶ月は1日3〜4回の食事が必要
シオンの場合:
- ロイヤルカナンと、ピュリナワンを混ぜて食べています。
- 成長に伴い、食事量が増えたので、コスパもよく実家の猫も食いつきがよかったのでピュリナワンの比率を増やしました。
※ただシオンはドライフードがあまり好きではないので、多分何を入れても同じような反応なきがします…そういう子もいますので参考までに。
📖 フードのレビュー: 今後記事予定
5. 給水器・食器(必須)
購入したもの:
| 項目 | 購入場所 | 金額 |
| 給水器(ケージ取付タイプ) | ネット通販 | 約¥1,500 |
| 食器(お椀型ボール) | 100均 | ¥110 |
選んだ理由:
- 給水器はケージに取り付けられるタイプで、ひっくり返らない
- 食器は100均で十分。後からその子にあった陶器製に買い替えるでOK
💡 給水器・食器の選び方:
給水器:
- お皿タイプ:シンプル、洗いやすい、ひっくり返る可能性
- ボトルタイプ:ケージに取付可能、ひっくり返らない
- 自動給水器:循環式、猫が好む、フィルター交換が必要
※最近フィルター交換の必要のない循環式でない日本製の自動給水機を見つけてとても気になっています。▶ catwell 自動給水機
食器:
- 陶器製:重くて安定、洗いやすい、高価
- プラスチック製:軽くて安価、傷がつきやすい、雑菌繁殖しやすい
- ステンレス製:丈夫、洗いやすい、軽い
💡 初めての場合:
- 給水器は、ひっくり返らないタイプがおすすめ
- 食器は100均で試して、後から買い替えでもOK
- 食器は複数あると便利(洗い替え用)
6. おもちゃ(できれば用意)
購入したもの:
- 100均の鈴入りボール
- 価格:110円
選んだ理由:
- まずは安価なもので猫の反応を見る
- 後から好みに合わせて買い足す
💡 おもちゃの選び方:
- 鈴入りボール、羽根つき棒、ぬいぐるみなど
- 誤飲しないサイズのもの
- 猫によって好みが違うので、複数試してみる
シオンの場合:
- 鈴入りボールは大ヒット。毎日転がして遊んでいます
- 保護主さんから頂いたばねも大好きで、シオンのおもちゃ箱に入れていても自分で出してきて一人で遊びます
- 爪とぎ用のリペアロープで作った紐のおもちゃ、一緒に遊ぶ時間に使用
7. 毛布・タオル(できれば用意)
購入したもの:
- マイクロファイバータオル(3枚)
- 購入場所:ネット通販+100均
- 価格:約1,000円
選んだ理由:
- ケージの中に敷く
- ベッド代わりにする
- 汚れたらすぐに洗濯できる
💡 毛布・タオルの選び方:
- 破れたりほつれたりしたときに誤飲しにくい素材
- 洗濯しやすいもの
- 猫が爪を引っ掛けにくい素材
- 複数枚あると洗い替えに便利
シオンの場合:
- マイクロファイバータオルは肌触りが良く、シオンのお気に入り
- 汚れてもすぐに洗濯できるので便利
8. 脱走防止扉(状況に応じて)
用意したもの:
- 100均の突っ張り棒+ワイヤーネットでDIY
- 価格:約2,500〜4,000円
選んだ理由:
- 換気のために開けている部屋で頑丈でスペースのとるタイプは邪魔なので
- 市販の脱走防止扉は10,000円以上と高額
- 100均DIYなら約半額程度で作れる
💡 脱走防止扉が必要な場合:
- 保護先からの譲渡条件に含まれている場合は必須
※場合によっては脱走防止扉のメーカー指定や購入先の指定があるケースもあり - 玄関が室内と直結している
- 宅配便の受け取りなど、玄関を開ける機会が多い
- 猫がドアの隙間から出ようとする
💡 不要な場合:
- 玄関と室内の間に廊下や別の扉がある
- 猫を飼っている部屋がドアで区切られている
- 保護主さんから「脱走防止扉は必須ではない」と言われている
シオンの場合: 保護主さんから「玄関側への飛び出しがなければ必須ではない」と言われましたし、玄関と廊下の間に扉があるのですが、荷物置きにしている部屋の換気でドアを開けているときにに入られると困るため、設置しました。
📖 DIY脱走防止扉の作り方: 【DIY】突っ張り棒とワイヤーネットで作る脱走防止扉
初期費用の合計
お迎え前に準備した物品費
| 項目 | 金額 | 備考 |
| キャリーバッグ | 約¥3,000~5,000 | お迎え当日に必須 |
| ゲージ(DIY) | 約¥2,500~3,000 | 100均+ホームセンター |
| フード(ドライ) | 約¥6,500 | ロイヤルカナン+ピュリナワン |
| フード(ウェット) | 約¥3,000 | 2種類×12個 |
| 猫砂(おから系) | 約¥4,000 | おから系7L×4袋 |
| トイレ本体 | ¥110 | 100均のプラケース |
| 給水器 | 約¥1,500 | ケージ取付タイプ |
| 食器 | ¥110 | 100均のお椀型ボール |
| おもちゃ | ¥110 | 100均の鈴入りボール |
| マイクロファイバータオル | 約¥1,000 | 3枚分通販と100均 |
| 合計 | 約¥24,000 |
お迎え時の合計費用
| 項目 | 金額 |
| 譲渡費用 | 約¥25,000 |
| 物品費 | 約¥24,000 |
| 合計 | 約¥50,000 |
100均とDIYで節約する
私は100均とDIYをフル活用して、初期費用を大幅に抑えました。
節約できた金額
| 項目 | 市販価格 | DIY/100均 | 節約額 |
| ケージ | 約¥10,000 | 約¥2,500 | 約¥7,500 |
| トイレ | 約¥2,000 | 約¥110 | 約¥1,900 |
| 食器 | 約¥1,000 | 約¥110 | 約¥900 |
| 脱走防止扉 | 約¥10,000 | 約¥4,000 | 約¥6,000 |
| 合計 | 約¥16,000 |
💡 100均で買えるもの:
- トイレ(プラケース)
- 食器
- おもちゃ
- 毛布・タオル
- ワイヤーネット(ケージ・脱走防止扉用)
- 結束バンド(ケージ・脱走防止扉用)
- 突っ張り棒(ケージ・※脱走防止扉用は太くて丈夫なもの推奨ですので可能であればホームセンターなどをオススメ)
💡 DIYのメリット:
- 費用を抑えられる
- サイズや形を自由に調整できる
- 成長に合わせて改造できる
- 使わなくなったら解体できるでの破棄しやすい
📖 DIY記事一覧:
後から買い足したもの
お迎え後、必要に応じて買い足したものもご紹介します。
爪とぎ
購入時期: お迎え2ヶ月後 価格: 約2,500円
爪とぎがないと、家具や壁で爪を研いでしまいます。早めに用意することをおすすめします。
※我が家は爪とぎ単体での用意ではなく、下記キャットウォークに設置できるようリペアロープで用意しましたが、シオンは2ヶ月ほどこちらの爪とぎには見向きもしませんでした。
使用したリペアロープはこちら
爪とぎ防止シート
購入時期: お迎え2週間後 価格: 約1,500円
壁や家具を守るために、最初から用意しておけばよかったと後悔しました。
先日少量ですが100均でも爪とぎ防止シートが置いてあったので張る面積が少ないのであれば100均でも十分かな?と思います。
※張る時には空気が入らないように張る方がいいので、100均などのリメイクシートを貼る際のヘラを使うと貼りやすいです。
購入した爪研ぎ防止シートはこちら
キャットタワー/キャットウォーク(DIY)
製作時期: お迎え2ヶ月後 価格: 約5,000円
市販のキャットタワーは10,000〜30,000円ですが、DIYで浮かせるキャットウォークを作成しました。
📖 詳しくはこちら: 【DIY】浮かせるキャットウォークを自作
深型トイレ
購入時期: お迎え3ヶ月後 価格: 約2,000円
シオンが豪快に砂をかけるため、100均のプラケースでは飛び散りが激しく、深型トイレに買い替えました。
📖 詳しくはこちら: 猫砂飛び散り問題と対策
自動トイレ
購入予定: ブラックフライデーで予約済み 価格: 約30,000円
トイレ掃除の手間を減らすため、自動トイレの購入を決断しました。
📖 詳しくはこちら: 【決断しました】ブラックフライデーで自動トイレを予約
私の場合の費用感をご紹介しましたが、
もう少し一般的な視点で「猫との暮らしにかかるお金」を知りたい方は、
アニコム損保の公式解説も参考になります。
お迎え後にかかる継続費用
初期費用だけでなく、お迎え後にかかる継続的な費用も把握しておきましょう。
月々の費用(目安)
※ざっくりのシオンの場合の算出です。基本端数は繰り上げているので多めの金額と思ってください。
| 項目 | 金額(1カ月当たり) |
| フード(ドライ+ウェット) | 約¥5,000 |
| 猫砂 | 約¥1,500 |
| おやつ | 約¥500 |
| 合計 | 約¥7,000 |
年間の医療費(初年度目安)
| 時期 | 項目 | 金額 |
| お迎え時 | ワクチン1回目 | 約¥7,000 |
| 1ヶ月後 | ワクチン2回目 | 約¥7,000 |
| 5〜6ヶ月 | 去勢・避妊手術 | 約¥20,000〜50,000 |
| 合計 | 約¥34,000~64,000 |
初年度の医療費合計:約40,000円〜
※健康診断は初年度は保護先で確認済みとして入れておりませんが、ご自身で保護された場合などは必要になる場合もあります。
※ワクチンも場合によっては譲渡費用に含まれている場合があります。
保護期間の長い子は事前に保護先から説明があると思いますが、不安な場合はしっかりと確認をするといいと思います。思い違い、保護先との認識のずれで辛い思いをするのは、人間ではなく猫なので。
📖 詳しくはこちら: 動物病院と健康管理の詳細
年間の総費用(初年度)
| 項目 | 金額 |
| 初期費用(譲渡費用込み) | 約¥50,000 |
| 月々の費用×12ヶ月 | 約¥84,000 |
| 医療費 | 約¥45,000 |
| 合計 | 約¥180,000 |
※あくまでシオンの場合です。そしてシオンは比較的初期費用が低めかなと思っています。
💡 2年目以降:
- 初期費用は不要
- 月々の費用:約7,000円×12ヶ月=約84,000円
※成猫になるとフードは変わりますが食べる量も増えるので金額は大きく変わらないと思います。 - 医療費:ワクチン+健康診断で約10,000〜20,000円
- 年間約100,000円程度
節約のポイント
初期費用を抑える
- 100均を活用:トイレ、食器、おもちゃ、タオルなど
- DIYに挑戦:ケージ、脱走防止扉、キャットタワーなど
- まずは最低限だけ:必須アイテムだけ揃え、後から買い足す
- フリマアプリ:中古のキャリーバッグやケージを探す
※猫によってはほかの動物のにおいを嫌がる子もいますので、フリマアプリを活用する場合は猫が使用していたもの、もしくは未使用のものを選ぶといいと思います。
継続費用を抑える
- フードはまとめ買い:ネット通販でまとめ買いや定期購入にすると安い
- 猫砂は大容量:大袋を買う方がコスパが良い、こちらも定期購入などにすると割引があったりします
- DIYおもちゃ:段ボール箱や紙袋も立派なおもちゃ
- ポイントを活用:楽天やAmazonのポイントをうまく活用
節約すべきでないもの
以下は、猫の健康と安全に直結するため、節約すべきではありません。
- ✖️ フード(安すぎるものは栄養バランスが悪い可能性)
- ✖️ 医療費(ワクチン、健康診断、去勢・避妊手術)
- ✖️ キャリーバッグ(安全な移動のため、丈夫なものを)
💡 節約と質のバランス: 「猫の健康と安全」に関わるものはしっかり投資し、それ以外は工夫次第で節約できます。栄養バランスの悪いフードは結局医療費が上がってしまう原因にもなるそうなので、猫のためにも、飼い主のためにもしっかりとバランスの取れたフードがいいと思います。
よくある質問
Q1. 初期費用が思ったより高いです。もっと安くできませんか?
A. 100均とDIYをフル活用すれば、物品費を15,000円程度まで抑えることも可能です。
ただし、フードや医療費など、猫の健康に関わる部分は節約すべきではありません。
「今できる範囲で準備して、後から少しずつ買い足す」という考え方でも大丈夫です。ただし、保護先から指定があるものは勝手に変更するとお迎えができなくなります。
猫の健康、安全、飼い主の生活が担保できなくなる部分まで費用を削らないといけないのであれば、いったんお迎えするのは見送りましょう。猫も飼い主も幸せに暮らせる環境を整えてからにしましょう。
Q2. 保護主さんに譲渡費用以外にお礼をした方がいいですか?
A. 譲渡費用とは別にお礼をするかどうかは、あなたの判断次第です。
私の場合は、保護主さんが「最低5,000円」とおっしゃっていたところ、今後の保護活動の支援も考えて多めにお渡ししました。
強制ではありませんが、感謝の気持ちを形にしたい場合は、検討してみてください。
※保護先によっては規定金額以上は受け取れないとしている場合もありますので、その場合はフードや猫砂の消耗品での支援なども可能かと思います。消耗品は、どの保護先も支援として受け取りされているケースがほとんどですので、譲渡の際にお金で渡さなくても、後日必要なものを確認して支援でも十分な助けになると思います。
Q3. ケージは絶対に必要ですか?
A. 最近は、ケージの用意を譲渡条件に含む保護団体・保護主さん・保護猫カフェが多いです。
譲渡条件にケージが含まれている場合は、お迎え前に必ず用意する必要があります。
ケージのメリット:
- 猫が安心できる「自分だけの場所」になる
- お迎え初日〜数日は、ケージで慣れさせると良い
- 来客時や掃除中など、一時的に猫を入れておける
- 病気やケガの時の静養場所になる
💡 初期費用が気になる場合: 市販のケージは15,000〜30,000円と高額ですが、100均のワイヤーネットでDIYしたケージでも問題ないケースが多いです。
実際、私もワイヤーネットDIYのケージで保護主さんに認めていただきました。
初期費用を抑えたい場合は、DIYを検討してみてください。
📖 詳しくはこちら: 【100均DIY】ワイヤーネットで作る猫ケージ
Q4. フードは何を選べばいいですか?
A. まずは、保護主さんが使っていたフードと同じものを用意しましょう。
猫は急なフードの変更に敏感なので、最初は同じものを与え、切り替える場合は少しずつ混ぜて慣らします。
💡 フードを変えたい、または不安な場合: 最近は500円程度の小袋を出しているメーカーが多くあります。何種類か試してみて、猫の反応や体調を見ながら選ぶのも良い方法です。
💡 フード選びの重要ポイント:
- 「総合栄養食」の表記があるものを選ぶ
- 「総合栄養食」は、そのフードと水だけで必要な栄養が摂れる
- 「一般食」「おやつ」だけでは栄養不足になる
- ある程度の金額のフードを選ぶ
- 安すぎるフードは、栄養バランスが偏っている可能性がある
- 質の良いフードを食べていると、健康でいられる期間が長くなる
- 結果的に、医療費が安く済むケースが多い
💡 おすすめブランド(参考): 迷った場合は、ロイヤルカナン、ピュリナワン、サイエンスダイエットなど、信頼性の高いブランドがおすすめです。
💡 私の場合: 保護主さんが使っていたロイヤルカナンをメインに、ピュリナワンを少しずつ混ぜて慣らしました。成長に伴い食事量が増えたので、コスパの良いピュリナワンの比率を増やしています。
Q5. 自動給水器や自動トイレは必要ですか?
A. 必須ではありませんが、あると便利です。
自動給水器:
- 水を飲まない子も比較的遊びならが飲みやすい
- 大型でしっかりしているので器を倒してこぼれる心配がない
- 留守中も安心
自動トイレ:
- 掃除の手間が減る
- 常に清潔
- 高価(スペック考慮の上で安くても30,000円前後〜)
まずは普通のお皿やトイレで様子を見て、必要性を感じたら検討してみてください。
最後に:無理なく、楽しく準備しましょう
保護猫をお迎えする準備は、想像以上に費用がかかります。
でも、工夫次第で節約できる部分もたくさんあります。
大切なのは、猫の健康と安全を第一に考えること。 そして、無理なく、楽しく準備すること。
100均巡りやDIYも、猫を迎える準備の楽しい思い出になります。
このページが、あなたの準備の参考になれば嬉しいです。
春紡(harutsumu)
関連リンク
前のページ: 保護猫との出会い方・里親になる方法
次のページ: お迎え当日〜1ヶ月の流れ
ダイジェスト版: 保護猫のお迎え初心者ガイド
シオンのお迎え物語: 第3話:初期費用と準備リスト
ブログトップ: harutsumu.Handmade
最終更新日:2026年1月23日
ご案内(春紡より)
※当ブログはアフィリエイト広告を含んでいます。
紹介しているものは、春紡自身が実際に使って良かったもの、
または安全性や信頼性を重視して選んでいるものです。
アフィリエイト収益はブログ運営費を含め、
個人として行っている保護猫活動や支援のために活用しています。